YATSUSHIRO GORONE COLLECTION

八代畳に身をゆだねる。

自由に。

伸びやかに。

自分らしく。

その懐かしい

香りと手触りは

私を安心させてくれる。

八代畳に身をゆだねる。

自由に。

伸びやかに。

自分らしく。

その懐かしい

香りと手触りは

香りと手触りは

100 POSES

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森田 洋さん
森田 洋さん 北九州市立大学 教授

Profile

1970年名古屋市生まれ。1999年九州大学大学院博士課程修了、博士(農学)。教員として初めて赴任した八代高専(現 熊本高専)でい草の研究を始め、い草研究の第一人者。敷物新聞社特別功労賞、全国畳産業振興会特別功労賞等を受賞。

国産畳表の95%は、熊本県八代市で生産されています。温暖で海が近いという風土が栽培に適していたことから、1970年代ごろには国産で第一位のシェアを誇るようになりました。

畳というのは、ごろーんと横になるには最高のスペースです。

畳の部屋が落ち着くというは皆さん言われることだと思いますが、このリラックス効果の要因は三つあります。
一つ目は「色」で、これは畳表自身の色が、人に安心感をもたらすと言われていること、二つ目が、「靴を脱ぐことで落ち着き、その肌触りの気持ち良さを感じられること、そして三つ目が「香り」の効果で、い草の特徴的な香り成分でバニラエッセンスにも含まれているバニリンという成分が、リラックス効果をもたらすと考えられています。

い草の大きな特徴の一つである、スポンジのような断面構造も、畳で寝転がることを快適にしてくれています。このスポンジ構造は「弾力性」をもち、畳独自の絶妙なクッション性が生まれています。転んでも怪我が少ないので子育てにもオススメです。

また、「吸放湿性」も兼ね備えており、湿気を吸ったり吐いたりする力が非常に優れています。室内の湿気を畳表がコントロールしてくれるので、同じフローリングの部屋に比べると夏場は涼しく、冬場は暖かく過ごすことができます。

新型コロナウイルスが結構猛威を振るっている中で、家で過ごす時間が増えていると思います。その時間をできる限りリラックスしたものにするために、畳を活用していくというのは非常に有効的です。

三和由香利さん
三和由香利さん ヨガ世界大会ワールドチャンピオン ヨガコーディネーター

Profile

ヨガの世界大会にて日本人初のワールドチャンピオンとなり、世界中のスタジオでヨガのワールドツアーを開催。テレビやCMなどのメディア出演の他、振付や監修なども担当。

畳の心地よさを最大限に感じられる体勢や、畳ならではのポーズを意識して、さまざまな寝姿勢を考案させて頂きました。

ヨガのポーズをアレンジしたものからヨガから少し離れた自然体なものまで、自由な発想の中で、心身に働きかける効果を兼ね備えた100ポーズとなります。

畳の上は、触れた際の凹凸やい草の香りなど五感が研ぎ澄まされ、心や体をほぐすのにピッタリの場所です。
畳の柔らかさが全身を優しく支えて怪我をしにくく、温かみのある感触で、何も敷かずにそのままで気持ち良くポーズをとることができます。
また、ヨガでは呼吸がとても大事なのですが、呼吸とともに自然とい草の香りがすることでリラクゼーション効果が生まれ、ポーズとの相乗効果で副交感神経と交感神経のバランスも良くなる効果が期待できます。

ながら時間や隙間時間にごろ寝しながら、気になったポーズや自分に合いそうなポーズをライフスタイルに合わせて楽しみながら取り入れて頂けたら幸いです。