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イメージ:TTM-V20

日本の”ごろ寝”は、進化する。

TTM-V20は、人の可聴領域の下限、
20Hz周辺の音域を
得意とする
バスシェーカーを内蔵している。
つまり、畳が、耳に聞こえない音=「振動」を
鳴らすのだ。

人が普遍的に感じる、
「畳でごろーん」とする心地よさ。
私たちはこのプロダクトを通して、
畳の上で過ごす時間を、
無類の「体験」にアップデートしていきたい。
“鼓動する畳”の上には、
無限の可能性が広がっている。

TTM-V20は、人の可聴領域の下限、
20Hz周辺の音域を
得意とする
バスシェーカーを内蔵している。
つまり、畳が、耳に聞こえない音=「振動」を
鳴らすのだ。

人が普遍的に感じる、
「畳でごろーん」とする心地よさ。
私たちはこのプロダクトを通して、
畳の上で過ごす時間を、
無類の「体験」にアップデートしていきたい。
“鼓動する畳”の上には、
無限の可能性が広がっている。

イメージ:TTM-V20

「畳の気持ちよさ」と「振動」を備えたTTM-V20は、
あらゆるシーンでの活用が期待される。

イメージ:温浴施設

A: 温浴施設

身体の芯から温まる。温浴で得られたリラックス効果を、休憩室に設置したTTM-V20でさらに増幅。チルな音楽と眠りを誘う振動、そして畳本来の心地よさで、至極の温浴施設体験へ。
イメージ:クラブ、フェス

B: クラブ、フェス

可聴領域下限の出力を得意とするTTM-V20は、畳にごろーんと寝転ぶことで、振動と独特の低音を全身で感じることができる。アーティストのクリエイティビティとオーディエンスの音楽体験を拡張する。
イメージ:映像体験

C: 映像体験

畳に寝転びながら視聴する新しい映像体験。視聴者は、映像とリンクした迫力のある音楽を、背中全面から浴びることができる。それは、さながら映画館のサウンドシステムのようだ。
イメージ:畳と振動が集中とリラックスを同居させるオフィス環境の実現。
畳と振動が集中とリラックスを同居させるオフィス環境の実現。
イメージ:畳と振動が、バイタルサインに連動する睡眠導入デバイスの実現。
畳と振動が、バイタルサインに連動する睡眠導入デバイスの実現。
イメージ:畳と振動が、スタジアムの熱気を全身に届ける視聴環境の実現。
畳と振動が、スタジアムの熱気を全身に届ける視聴環境の実現。
イメージ:畳と振動が、スタジアムの熱気を全身に届ける視聴環境の実現。
畳と振動が、観光地の魅力を疑似体験させる観光プロモーションの実現。
イメージ:畳と振動が、これまでにない没入感をもたらすゲーミングデバイスの実現。
畳と振動が、これまでにない没入感をもたらすゲーミングデバイスの実現。
イメージ:畳と振動が、施術と共に癒やしを与える新感覚マッサージの実現。
畳と振動が、施術と共に癒やしを与える新感覚マッサージの実現。
イメージ:畳と振動が、恐怖心を揺さぶるホラーエンターテイメントの実現。
畳と振動が、恐怖心を揺さぶるホラーエンターテイメントの実現。
イメージ:畳と振動が、子どもの創造力を高めるデジタルトイの実現。
畳と振動が、子どもの創造力を高めるデジタルトイの実現。
イメージ:畳と振動が、2人の非日常を演出するデートプランの実現。
畳と振動が、2人の非日常を演出するデートプランの実現。
イメージ:畳と振動が、身体と五感を解放するマインドフルネスの実現。
畳と振動が、身体と五感を解放するマインドフルネスの実現。

TTM-V20を用いたプロジェクト、
商品開発のご相談はこちらから

※当協議会参画企業と同業種の方のお申込みはご遠慮いただいております。
※必ずしも協業をお約束するものではありません。
※ご返信には数日かかる可能性がございます。

TTM-V20の開発にあたり、監修・協力いただいた専門家からのコメントをご紹介。

イメージ:日本音響研究所 鈴木 創 所長
Profile
警察や検察、裁判所等から依頼されて刑事・民事事件に関する音声・音響の科学捜査及び鑑定を多数担当。事件解決等で培った分析技術を応用して商品開発なども手がける。
代表作:「赤ちゃんけろっとスイッチ」「ふかふかかふかのうた」(カンヌライオン受賞)「バウリンガル」(イグ・ノーベル賞受賞)など。

畳を振動させるというアイデアに最初は驚きましたが、「日本の伝統的な畳は、音を伝えるデバイスとしてどんな可能性があるのだろうか」とワクワク感で一杯になりました。

TTM-V20 は、スピーカのように空気を振動させるのではなく、畳の振動を身体で感じることが出来る点、しかも生活の中のいろいろな体勢やシーンが考えられるところに魅力があると思います。マットレスだと柔らかくて振動が伝わらず、床だと硬すぎてリラックスできません。畳ならではの「ごろ寝文化」や「床座文化」と、振動を伝える機能が思いがけずマッチしています。

開発にあたっては、畳とスピーカーの周波数特性などの相性や、その設置方法によって振動が上手く伝えられないこともあり、試行錯誤を繰り返しました。そしてその結果、特に「低周波による振動」を上手く伝えることができるデバイスが完成しました。小さいスピーカでは得られない迫力や、耳障りな高い周波数の音を気にせずにリラックスすることが期待できます。
通常、人間は空気の振動を鼓膜で捉えて音を感じていますが、TTM-V20では畳と接触した身体の部位から音の振動を感じ取ることが出来ます。部位によって感じやすい周波数が異なることなどから、その目的に合った音源を作ることで様々な活用可能性を秘めています。

休憩所などでのリラックスするシーンだけで無く、イヤホンと連動させることによって、迫力のある音楽や映像作品の鑑賞にも対応可能です。複数枚を敷き詰める、畳らしい使い方をすることで、音楽イベントも全身で体感できるものになります。

イメージ:北九州市立大学 森田 洋 教授
Profile
1970年名古屋市生まれ。1999年九州大学大学院博士課程修了、博士(農学)。
教員として初めて赴任した八代高専(現 熊本高専)でい草の研究を始め、い草研究の第一人者。
敷物新聞社特別功労賞、全国畳産業振興会特別功労賞等を受賞。

「振動スピーカー」とのコラボにより、畳の持つリラックス効果が、より五感にはたらきかける形で進化したように感じました。

五感は脳の働きと密接な関係にあります。「バニリン」をはじめとする い草※の香り成分(嗅覚)やい草の色(視覚)はリラックス効果をもたらすことが知られており、また畳表※は い草を1本1本編んで作られていることから、畳目の触り心地やクッション性(触覚)も特徴です。この畳本来の良さに、今回、振動スピーカー(聴覚と振動覚)が加わったことで、畳のリラックス効果をより増幅して実感できるのではないでしょうか。

さらに、い草には吸音性があります。一般的に、和室とフローリングの部屋とで大きな声を出した場合、フローリングの部屋の音の方が大きく響きます。振動スピーカーを畳に仕込むことは、周囲の人にとっても心地よい音響空間の創出にも繋がるのではと考えます。

昔は、家の多くの部屋で畳が敷かれていましたが、近年の建物の洋風化で和室が減り、畳が全くないという家も珍しくありません。本プロダクトでは、床材としての役割を超えて、現代のライフスタイルやトレンドにフィットした形で、畳が応用されることが期待できます。是非この新しい畳プロダクトで、い草のすばらしさを実感してほしいと思います。

※畳の表面部分(ござ)を「畳表」といい、畳表は「い草」から作られる